研究課題/領域番号 |
26460311
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生理学一般
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研究機関 | 独立行政法人国立病院機構村山医療センター(臨床研究部) |
研究代表者 |
岡田 泰昌 独立行政法人国立病院機構村山医療センター(臨床研究部), 電気生理学研究室, 室長 (80160688)
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研究協力者 |
鬼丸 洋
矢澤 格
岡崎 俊太郎
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 呼吸調節 / 呼吸リズム形成 / 低酸素呼吸応答 / 脳幹 / 延髄 / グリア細胞 / アストロサイト / カルシウムイメージング / ニューロン / 呼吸リズム / 低酸素 / 換気応答 / arundic acid / 短期増強 |
研究成果の概要 |
生命維持に必須な呼吸リズム形成のメカニズムは未解明である。本研究では、脳幹部グリア細胞、特にアストロサイトが、呼吸リズム形成と低酸素呼吸応答に関与しているかを明らかにするため、ラット摘出脳幹脊髄標本において延髄腹外側部の細胞活動をカルシウムイメージング法により解析した。その結果、呼吸出力に同期したアストロサイトの存在が確認された。また、高度の低酸素を負荷した無麻酔のマウスでは、まず呼吸増強が、その後に呼吸抑制が認められたが、アストロサイトの活性化を阻害すると、低酸素負荷時の呼吸が減弱した。以上より、アストロサイトは、呼吸リズム形成および低酸素性呼吸応答において重要な働きをしていると考えられた。
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