研究課題/領域番号 |
26460328
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境生理学(含体力医学・栄養生理学)
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研究機関 | 久留米大学 |
研究代表者 |
河原 幸江 久留米大学, 医学部, 准教授 (10279135)
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研究分担者 |
河原 博 鶴見大学, 歯学部, 教授 (10186124)
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連携研究者 |
児島 将康 久留米大学, 分子生命研究所, 教授 (20202062)
御船 弘治 久留米大学, 医学部, 准教授 (70174117)
大西 克典 久留米大学, 医学部, 助教 (10626865)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | グレリン / ドーパミン / グレリン欠損マウス / 報酬 / ストレス / 行動量 / ghrelin / dopamine / locomotor / reward / microdialysis / stress / オピオイド受容体 / コカイン / 摂食 / 嗜好 / 依存 / オピオイド / マイクロダイアリシス / 行動試験 |
研究成果の概要 |
摂食亢進ホルモンであるグレリンが生まれつき無いグレリン欠損マウスを用いて、生体内グレリンの報酬関連行動とそれに関わる脳内ドパミン神経に果たす役割を調べた。 グレリン欠損マウスは、餌などの報酬に対するドーパミン神経応答が減弱していた。回転ホイール付きの豊かな環境で飼育されたマウスにみられる運動量の増加、報酬に対するドパミン神経応答の増強がみられなかった。一方、社会的敗北ストレス経験後にみられるコカインに対する嗜好性とドパミン応答の増強は、グレリン欠損マウスも同じであった。 したがって、グレリンはストレス状況よりも報酬状況でドパミン神経応答を増強し、『やる気』に関わる行動を担うことが示唆された。
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