研究課題
基盤研究(C)
バルプロ酸(VPA)は、抗てんかん薬として広く用いられている。近年、iPS細胞の作製効率を上昇させること、脊髄損傷マウスの治癒を促進することが報告されている。VPAの多彩な作用の標的分子の正体は不明である。我々は、分裂酵母モデル生物を用いて、分子遺伝学的研究を進め、以下の結果を得た。VPA超感受性株の原因遺伝子としてVrg4遺伝子を同定できた。その人ホモログは蝸牛様骨盤異形成症である。我々はVrg4がゴルジに局在していた。また、vrg4変異体細胞を用いて多コピー抑圧遺伝子数種類を同定できた。また、VPAで処理した野生細胞では多くの遺伝子の発現は上昇していることをCAGE法にて明らかにした。
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すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (7件) (うち国際共著 4件、 査読あり 7件、 オープンアクセス 7件、 謝辞記載あり 4件) 学会発表 (2件) (うち国際学会 1件)
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