研究課題/領域番号 |
26460355
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医化学一般
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
田邉 修 東北大学, 東北メディカル・メガバンク機構, 教授 (70221398)
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研究分担者 |
鈴木 未来子 東北大学, 医学系研究科, 講師 (80508309)
横澤 潤二 東北大学, 東北メディカル・メガバンク機構, 非常勤講師 (10722605)
西川 慧 東北大学, 東北メディカル・メガバンク機構, 研究支援者 (40722616)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | βグロビン異常症 / 胚型εグロビン / 胎児型γグロビン / 遺伝子発現制御 / DNAメチル基転移酵素1 / 核内受容体 / TR2 / TR4 / ノックアウトマウス / 赤血球 / ヒストン修飾 / DNAメチル化 / エピジェネティクス / ヘモグロビンスイッチング / グロビンスイッチング |
研究成果の概要 |
βサラセミアや鎌状赤血球症などのβグロビン異常症の治療には、胚型あるいは胎児型のβ型グロビンの発現誘導が有効であるが、そのための技術開発には、これらの遺伝子の成人における不活性化機構の解明が重要である。本研究では、DNAメチル基転移酵素1(DNMT1)が胚型β型グロビン遺伝子の不活性化に必要であることを示した。さらに、核内受容体TR2とTR4が、胚型及び胎児型のβ型グロビン遺伝子不活性化と、DNMT1のこれら遺伝子プロモータへの結合に必要であることを示した。これらより、TR2とTR4による、胚型及び胎児型β型グロビン遺伝子不活性化において、DNMT1が重要な役割を担うことが示された。
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