研究課題
基盤研究(C)
マウスの網膜では出生直後に血管新生が始まることから、生理的な血管新生の最適なモデルである。我々は、出生前後のマウス網膜を用いた網羅的発現解析により、これまでに報告のない複数の血管新生関連候補遺伝子を獲得している。本研究では、独自に開発した高感度発現定量法(足立ら, Genes Cells, 2015)により網羅的発現解析の結果が再現された細胞接着関連遺伝子について、この遺伝子が血管新生に及ぼす機能的な影響を検討した。その結果、この遺伝子の発現を一過性に抑制した血管内皮細胞株では、血管新生の誘導が阻害された。本遺伝子を起点とした血管新生の新たな分子メカニズムの解明が期待される成果である。
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すべて 雑誌論文 (10件) (うち国際共著 4件、 査読あり 10件、 オープンアクセス 5件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (12件) (うち招待講演 6件)
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