研究課題
基盤研究(C)
性分化疾患の発症原因となる性分化機構の検討を行った.性分化疾患系統のマウス(YPOS)の未分化生殖腺は,同一遺伝子型から多様な表現型を産出するが,その原因が性決定遺伝子Sryおよび下流因子のわずかな発現遅延である事を明らかとした.また,哺乳類の性分化過程で機能するDmrt1の調節に対するNon-coding領域の関与および同領域によるシス調節を明らかとし,さらに,同領域が精巣・卵巣ともに非メチル化状態でることも明らかとした.加えて,ニワトリでは,dmrt1の発現に一過性の左右差が認められ,セルトリ細胞の分化過程にも左右差が存在することを明らかとした.
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すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (3件) (うち国際共著 1件、 査読あり 3件、 謝辞記載あり 2件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (20件) (うち招待講演 2件) 備考 (1件)
Developmental Dynamics
巻: 246 ページ: 148-156
Biol Reprod
巻: -
The Journal of Veterinary Medical Science
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10.1292/jvms.15-0292
130005115330