研究課題/領域番号 |
26460415
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
人体病理学
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
味岡 洋一 新潟大学, 医歯学系, 教授 (80222610)
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研究分担者 |
若井 俊文 新潟大学, 医歯学系, 教授 (50372470)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2015年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2014年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 大腸癌の発生 / 腺腫の癌化 / 鋸歯状病変 / 炎症性発癌 / DNA二重鎖切断 / DNA損傷修復応答 / 蛍光二重免疫染色 / 大腸鋸歯状病変 / SSA/P / γH2AX / 免疫組織化学 |
研究成果の概要 |
大腸癌の組織発生経路は多彩であり、①de novo発癌(正常粘膜からの発癌)、②腺腫の癌化、③過形成性ポリープやそれに類似したSSA/Pからの癌化、④潰瘍性大腸炎などの炎症粘膜からの癌化(炎症性発癌)がある。本研究では、これらの発癌経路に「DNA損傷」とそれに対する「DNA修復応答の破綻」が起きているのかどうかを検討した。その結果、④では非腫瘍性炎症粘膜から、②③では前癌病変からDNA損傷が起きており、その蓄積により癌が発生し、DNA修復応答の破綻により浸潤癌へ生長することが推定された。
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