研究課題/領域番号 |
26460421
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
人体病理学
|
研究機関 | 札幌医科大学 |
研究代表者 |
高澤 啓 札幌医科大学, 医学部, 助教 (00593021)
|
研究分担者 |
村田 雅樹 札幌医科大学, 医学部, 講師 (10404592)
|
連携研究者 |
澤田 典均 札幌医科大学, 医学部, 教授 (30154149)
田中 敏 札幌医科大学, 医学部, 講師 (30374250)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
|
キーワード | 子宮頚部 / 子宮頚部腺癌 / タイト結合 / 治療・診断マーカー / 子宮頸部腺癌 / 子宮頸部 |
研究成果の概要 |
子宮頸部腺癌手術材料でタイト結合関連タンパク質の発現解析を行ったところ、claudin-1, JAM-Aが腺癌組織で高発現していた。その局在は非腫瘍部ではタイト結合領域に見られ、癌細胞では細胞膜全周性に変化していた。発現強度と局在変化を合わせて解析することで、高い判別能が得られた。CRISPR-Cas9システムを用いてclaudin-1欠損株を作成し解析したところclaudin-1の発現が癌悪性化に関与していることが明らかとなった。更にその発現はERK1/2経路を介して調節されていた。以上の結果から、頸部腺癌におけるclaudin-1は診断マーカー、治療標的となりうることが示唆された。
|