研究課題/領域番号 |
26460431
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
人体病理学
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研究機関 | 地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所) |
研究代表者 |
相田 順子 地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所), 東京都健康長寿医療センター研究所, 専門副部長 (80425678)
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連携研究者 |
泉山 七生貴 地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター, 東京都健康長寿医療センター研究所, 助手 (10158751)
仲村 賢一 地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター, 東京都健康長寿医療センター研究所, 研究員 (60159069)
田久保 海誉 地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター, 東京都健康長寿医療センター研究所, 研究員 (00154956)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | バレット食道 / バレット腺癌 / テロメア / 染色体不安定性 / Q-FISH / Q-FISH法 |
研究成果の概要 |
欧米ではバレット腺癌(BC)は腸型上皮(I型)から発生すると考え、バレット食道の定義にI型を必須としているが、組織発生学的見地からは疑問がある。癌の周囲上皮では染色体不安定性が高い。BCの内視鏡切除標本上でテロメア長を計測し噴門型(C型)・I型の染色体不安定性を比較した。 BC周囲のC型上皮とI型上皮はいずれもBCよりテロメア長が長かったが、C型とI型では差が無かった。癌の発生部位や粘液型が異なっていても、いずれも周囲のC型とI型では差が無かった。 以上よりC型とI型では発癌危険性に差は見られず、バレット食道の定義で腸型上皮に限定する必要はない。いずれの上皮でもフォローすべきと考えられた。
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