研究課題
基盤研究(C)
CD30によるheat shock protein (HSP)90の誘導機構の解析を通し、ホジキンリンパ腫(HL)細胞で病態と関わるシグナル伝達経路との関係を検討、anaplastic lymphoma kinase(ALK)陽性未分化大細胞型リンパ腫(ALCL)と比較した。CD30はHSP90の誘導を通してHL細胞において恒常的に活性化し、病態と関わるとされるNF-κB、ERK、 AKT、JAK-STAT経路のシグナルを増強して横断的に統合する機能を果たし、HLの病態への関与が示唆された。一方、ALK陽性ALCLではこの機能はALKによるHSP90誘導により代替されていることが示唆された。
すべて 2017 2016 2015 2014
すべて 雑誌論文 (5件) (うち国際共著 1件、 査読あり 5件、 謝辞記載あり 3件) 学会発表 (6件) (うち招待講演 1件) 図書 (1件)
Am J Pathol
巻: 187 号: 1 ページ: 163-175
10.1016/j.ajpath.2016.09.007
The Kitasato Medical Journal
巻: 印刷中
Hematology
巻: 20 号: 10 ページ: 587-592
10.1179/1607845415y.0000000021
British J. Haematology
巻: 170 号: 6 ページ: 837-846
10.1111/bjh.13508
Br J Haematol
巻: in press