研究課題/領域番号 |
26460521
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
細菌学(含真菌学)
|
研究機関 | 浜松医科大学 |
研究代表者 |
永田 年 浜松医科大学, 医学部, 教授 (90275024)
|
研究分担者 |
榎本 紀之 浜松医科大学, 医学部附属病院, 講師 (50436961)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
|
キーワード | インフルエンザ菌 / 気道上皮細胞 / ビトロネクチン / プロテインE |
研究成果の概要 |
無莢膜型インフルエンザ菌(NTHi)の気道上皮細胞内に侵入することをヒト気道上皮細胞株であるBEAS-2B細胞株を用いて確認し、NTHiの細胞内侵入の分子機構について研究をおこなった。その結果、NTHiは、ビトロネクチンに付着することを確認した。この付着はNTHiのプロテインEの84-108番目のアミノ酸からなるペプチドの前処理で阻害された。この阻害の程度はペプチド濃度依存的であった。同様にNTHiのBEAS-2B細胞内への侵入もペプチドの濃度依存的に阻害された。このことからNTHiの気道上皮細胞への侵入は、宿主のビトロネクチン、NTHiのプロテインEが関与した過程であることが明らかとなった。
|