研究課題
基盤研究(C)
直鎖状ポリユビキチン鎖は、ユビキチンリガーゼ複合体LUBACによって選択的に生成される。本研究課題では、直鎖状ポリユビキチン鎖がTLR4刺激による細胞死を抑制するメカニズムについて解析を行った。その結果、LPS刺激によるLUBAC欠損B細胞の細胞死はTRIFを介して生じていることを明らかにした。加えて、RIP3を欠損させてもLPS刺激による細胞死はほとんど抑制されないが、そこにCaspaseの阻害剤を加える事によってLPS刺激による細胞死が強く抑制出来た事から、LUBACがTLR4刺激によって誘導されるCaspaseを介したアポトーシスを抑制する機能を持つことも証明した。
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すべて 雑誌論文 (11件) (うち国際共著 4件、 査読あり 9件、 オープンアクセス 7件、 謝辞記載あり 5件) 学会発表 (4件) (うち招待講演 1件) 備考 (1件)
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