研究課題/領域番号 |
26460610
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医療社会学
|
研究機関 | 奈良県立医科大学 |
研究代表者 |
岡本 左和子 奈良県立医科大学, 医学部, 学内講師 (20721385)
|
研究分担者 |
今村 知明 奈良県立医科大学, 医学部, 教授 (80359603)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | ニーズの変容 / リスク理解 / 説明のタイミング / 医療リスク / 患者の能動的関わり / 受療行動 / 医療決断 / 患者の納得 / 患者納得 |
研究成果の概要 |
本研究では診断後から治療開始までの段階ごとに必要な支援の変化は認められなかった。診断後すぐはどの患者も不安が強い。医師は治療説明の前にその不安に言及し一緒に考える必要性が示唆された。患者は特に「質問があるときに医師と話したい」という能動的な関わり方を求めていた。がん患者は、他者に支援を求めるが、糖尿病と関節リウマチ患者はただ我慢する傾向がみられた。医師の治療とリスクの説明は理解し易いとしたが、分からないと言えない、具体性に欠けると感じており、医師以外には病を受容する段階で他の医療スタッフの補足的な説明の支援を求めていた。
|