研究課題/領域番号 |
26460629
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用薬理学
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
石塚 洋一 熊本大学, 大学院生命科学研究部(薬), 准教授 (70423655)
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研究分担者 |
江良 択実 熊本大学, 発生医学研究所, 教授 (00273706)
竹尾 透 熊本大学, 生命資源研究・支援センター, 講師 (10517014)
中潟 直己 熊本大学, 生命資源研究・支援センター, 教授 (30159058)
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連携研究者 |
入江 徹美 熊本大学, 生命科学研究部, 教授 (60150546)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 薬剤性肝障害 / アセトアミノフェン / NPC1 / 医薬品有害反応 / Niemann pick typec / ニーマンピック病C型 / 肝障害 / niemann pick type c |
研究成果の概要 |
代表的な薬剤誘発性肝障害アセトアミノフェン(APAP)誘発肝障害の病態発症メカニズムにおけるNpc1遺伝子の役割について検討した。その結果、Npc1欠損マウスでは野生型マウスと比較して、APAP投与後に見られる肝障害が軽微であることが示された。また、CYP2E1の発現量および活性代謝物の産生は、Npc1欠損マウスと野生型マウスに顕著な差はなかった一方で、JNK経路の活性化、ニトロチロシン産生およびDNA断片化などの肝障害発症の重要な因子はNpc1欠損マウスで顕著に抑制されることを見出した。 以上の結果から、Npc1はAPAP誘発肝障害の病態形成に重要な役割を果たすことが示唆された。
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