乳腺髄様癌における腫瘍浸潤リンパ球の役割の解明

• 研究課題/領域番号: 26460655
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 病態検査学
• 研究機関: 順天堂大学
• 研究代表者: 荒川 敦 順天堂大学, 医学部, 准教授 (70245695)
• 研究分担者: 堀本 義哉 順天堂大学, 医学部, 准教授 (40424246) ; 北野 滋久 国立研究開発法人国立がん研究センター, 早期・探索臨床研究センター, 医員 (60402682)
• 研究期間 (年度): 2014-04-01 – 2017-03-31
• 研究課題ステータス: 完了 (2016年度)
• 配分額: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円); 2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円); 2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円); 2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
• キーワード: 乳癌 / 乳腺髄様癌 / 腫瘍浸潤リンパ球 / トリプルネガティブ乳癌 / リンパ球

研究成果の概要

初年度では、非常にまれな乳腺髄様癌という特殊型の新鮮凍結検体の入手に困難を極め、２年次は、対象群の通常型浸潤性乳管癌のリンパ球浸潤について調べた。最終年次は、対象群となった浸潤性乳管癌の中でもいわゆるトリプルネガティブ乳癌症例という予後不良グループの中でリンパ球の浸潤がある症例は、ない症例に比べ予後が良いという事実からこの２群でおける抽出をHE染色のみでし、その後DNA抽出精製をし精度の高いDNAを獲得しリアルタイムPCRでQuality controlし、増幅、共通定量し、tumor driverとして報告ある遺伝子に対し、網羅的に変異解析を行い、リンパ球浸潤癌に特異な遺伝子変異を検討した。