研究課題/領域番号 |
26460657
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
病態検査学
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研究機関 | 東海大学 |
研究代表者 |
浅井 さとみ 東海大学, 医学部, 准教授 (60365989)
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連携研究者 |
宮地 勇人 東海大学, 医学部, 教授 (20174196)
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研究協力者 |
良原 栄策 東海大学, 工学部, 客員准教授
大島 利夫 東海大学, 医学部付属病院, 臨床検査技師
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 緑膿菌 / アシネトバクター / 多剤耐性菌 / 薬剤排出ポンプ / Bam / 簡易迅速検査 / 感染制御 / real time RT-PCR / 簡易検査 / 排出ポンプ / 多剤耐性 / 薬剤耐性 / 耐性獲得機構 |
研究成果の概要 |
イミペネム、アミカシン、シプロフロキサシンのうち2系統以上の抗菌薬に耐性を示す薬剤耐性緑膿菌とアシネトバクターにおいて、多剤耐性化と遺伝子変異の相互関係、耐性遺伝子獲得の関係を調査した。その結果、薬剤排出ポンプの発現亢進が薬剤耐性緑膿菌と多剤耐性アシネトバクターのほぼ全例に関与していることが分かった。その一方で、薬剤排出ポンプの構成蛋白質の気質となるペプチドを供給する複合体蛋白(Bam複合体)の発現亢進はわずかであった。 薬剤耐性の緑膿菌とアシネトバクターにおいて、薬剤排出ポンプ発現のモニタリングは感染制御に役立つことが示唆された。
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