研究課題/領域番号 |
26460699
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
疼痛学
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研究機関 | 佐賀大学 |
研究代表者 |
平川 奈緒美 佐賀大学, 医学部, 准教授 (20173221)
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研究分担者 |
八坂 敏一 佐賀大学, 医学部, 助教 (20568365)
吉田 裕樹 佐賀大学, 医学部, 教授 (40260715)
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研究協力者 |
笹栗 智子
村田 祐造
飯笹 さやか
石川 亜佐子
原 博満
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | IL-27 / 痛覚過敏 / 感覚感度の調節 / 感覚過敏 / 痛みの調節 / IL-27 / ケラチノサイト |
研究成果の概要 |
IL-27は病的な状態においてだけでなく、生理的条件下においても感覚感度を調節していることを明らかにした。IL-27欠損マウスは未処置でも熱刺激や機械刺激に対して過敏な状態であり、これらのマウスにIL-27を投与すると過敏が改善した。また、IL-27欠損マウスの慢性痛モデル(神経障害性疼痛モデルおよび炎症性疼痛モデル)では、生来の痛覚過敏がさらに増強された。これらのことから、IL-27欠損マウスの痛覚過敏は、先述の慢性痛モデルにおける痛みの発症メカニズムとは異なる新しいメカニズムにより生じていると考えられた。
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