研究課題/領域番号 |
26460705
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
疼痛学
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研究機関 | 北里大学 |
研究代表者 |
緒形 雅則 北里大学, 医療衛生学部, 講師 (20194425)
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研究分担者 |
石橋 仁 北里大学, 医療衛生学部, 教授 (50311874)
歌 大介 富山大学, 大学院医学薬学研究部(薬学), 助教 (70598416)
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連携研究者 |
野田 和子 北里大学, 医療衛生学部, 講師 (60050704)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 幼若期ドーパミン神経系傷害 / 痒み感覚 / 体性感覚系の発達 / ドーパミン神経系 / ドーパミン神経系傷害 / ミクログリアの活性化 / ドーパミン神経傷害 / 痒覚 / 行動実験 / c-Fos |
研究成果の概要 |
幼若期ドーパミン(DA)神経系傷害が痒み神経機構の発達に及ぼす影響について行動学的、組織学的、電気生理学的手法を用いて検討した。その結果、幼若期DA神経系傷害が成熟後のセロトニン(5-HT)投与による痒み関連行動の減少をもたらすことが確認された。一方、5-HTの痒み関連行動誘発閾値には差はなかった。組織学的解析では、5-HT投与に応答する脊髄細胞は後角の表層に多く認められ、その応答細胞数は2群間で有意な差はなかった。電気生理学的解析でも、脊髄後角細胞の5-HT応答性に2群間で顕著な差は見られなかった。 以上の結果より、幼若期DA神経系傷害は痒み関連行動の発達に影響を与えることが明らかとなった。
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