研究課題/領域番号 |
26460737
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医学物理学・放射線技術学
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研究機関 | 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 (2016) 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構 (2014-2015) |
研究代表者 |
廣木 章博 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構, 高崎量子応用研究所 先端機能材料研究部, 主幹研究員(定常) (10370462)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
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キーワード | ポリマーゲル線量計 / 粒子線 / 白濁度合い / ゲル / 放射線架橋 / γ線 / LET / 線量率 / ヒドロキシプロピルセルロース / 炭素線 / 吸光度 / 電子線 / 放射線橋かけ技術 |
研究成果の概要 |
本研究では、メタクリル酸エステル、脱酸素剤、放射線架橋ゲルから成るシート状ポリマーゲル線量計材料を作製した。ヘリウム線、炭素線、鉄線の線量率が高いほど、ゲル線量計材料の白濁度合い(吸光度)は低下した。線量率を一定にして比べると、吸光度は、ヘリウム線、炭素線、鉄線の順に低下することがわかった。高線量率や高LETの照射では、ラジカルの再結合や不均化による停止反応が起き易くなったためと考えられる。一方、ブラッグピーク付近で吸光度は極大を示し、本ゲル線量計材料により粒子線の水中飛程に沿った線量を評価できることがわかった。さらに、シート状ゲル線量計の積層体により、3次元線量分布を評価できた。
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