研究課題/領域番号 |
26460764
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
疫学・予防医学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
野島 正寛 東京大学, 医科学研究所, 准教授 (00457699)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 多変量解析 / 疫学 / 臨床疫学 / 医学統計 / 生物統計 / 統計専門家 / ロジスティック回帰 / Cox回帰 / 統計教育 |
研究成果の概要 |
「多変量解析」は,医学研究において頻用される一方で,十分な理解が進んでいるとは言い難いのが現状である.そこで今回,学術誌に掲載された医学研究論文における実施手順の実態を明らかにすることとした.今回の検討では,不適切な実施手順として「単変量解析で有意だった変数のみを利用する」という手法に着目した.その頻度は,ロジスティック回帰の場合に8.6%,Cox回帰 の場合に9.8%であった.また,筆頭著者の所属部門が疫学等の専門的な部門でない場合(臨床+その他vs. 疫学・公衆衛生部門),不適切な手法が利用されるリスクが高くなることが示唆された(オッズ比は5.6, 95%CI: 2.8-15.2).
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