研究課題
基盤研究(C)
臨床開発中の抗腫瘍薬TRAILの問題点を克服するため、生体の内在性TRAILを発現誘導する食品成分を探索し、またその発現誘導メカニズムの解明を行った。TRAIL発現誘導食品成分をスクリーニングし、海産カロテノイド1種、フラボノイド1種、イソチオシアネート1種、脂肪酸代謝産物1種がTRAILの発現を上昇させることを見出した。また、食品成分以外の低分子化合物2種もTRAILの発現を誘導することを見出した。脂肪酸代謝産物がTRAILの発現誘導を行うメカニズムを解析し、転写因子RUNX1がIRF1と相互作用して協調的にTRAILの転写を制御していることを発見した。
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京都府立医科大学雑誌
巻: 124 ページ: 797-812
Br J Haematol.
巻: 未定
Scientific Reports
巻: 4 号: 1 ページ: 6000-6000
10.1038/srep06000