研究課題/領域番号 |
26460795
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
衛生学・公衆衛生学
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
谷井 秀治 金沢大学, 医学系, 准教授 (90110618)
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連携研究者 |
杉谷 加代 金沢大学, 保健学系, 助教 (20162258)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | アリルニトリル / 感作性物質 / 炎症 / 野菜成分 / 活性酸素 / 抗酸化物質 / 感作性化学物質 |
研究成果の概要 |
環境中には多くの感作性物質が存在するにもかかわらず、最も有効な予防は暴露防止である。暴露が避けられないのであれば他の予防法が期待される。我々はアブラナ科野菜(キャベツ、白菜、ブロッコリー等)由来アリルニトリルに注目した。このニトリルは大量投与(日常生活では起こりえない)では行動異常を引き起こし、低用量では抗酸化物質・第二相解毒酵素の誘導をもたらす。繰り返し低用量投与は感作性物質がもたらすアレルギー反応を抑制した。抑制はアリルニトリルがもつ抗酸化作用と関連していた。しかしアリルイソチオシアネートにはこのような作用は認められなかった。このことはアリルニトリルのアレルギー反応への関与を示している。
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