研究課題/領域番号 |
26460882
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
法医学
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研究機関 | 大分大学 |
研究代表者 |
瀬尾 泰久 大分大学, 医学部, 助教 (80187830)
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研究分担者 |
岸田 哲子 大分大学, 医学部, 教授 (50136793)
内田 智久 大分大学, 医学部, 助教 (70381035)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 溺死 / プランクトン / 珪藻 / 酵素染色 / ストレプトアビジン / プランクトン検査 / スリレラ属 / 染色 |
研究成果の概要 |
ペルオキシダーゼ標識したストレプトアビジンやIgGの一部に、ガラス質と非特異的に吸着する特性をもつものがあることを確認した。次いで、この現象を利用した珪藻被殻の染色法を開発した。実際に溺死した死体の臓器を使って壊機を行った試料について本染色法を適用した。その結果、珪藻被殻の検出が容易になり、溺死診断までの時間が大幅に短縮された。 本研究期間に溺死対照水から発見された新種珪藻について、論文投稿に至った。その後の研究により、この新種珪藻が大分県内の全く異なる水系からも確認され、生息域の拡大が判明した。現在、それぞれの水系から発見された本珪藻の遺伝的多様性について、比較検討を進めている。
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