研究課題/領域番号 |
26460898
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
内科学一般(含心身医学)
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
鹿野 理子 東北大学, 学際科学フロンティア研究所, 助教 (20344658)
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連携研究者 |
福土 審 東北大学, 医学系研究科, 教授 (80199249)
金澤 素 東北大学, 医学系研究科, 准教授 (70323003)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2017年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 内臓痛 / 予期不安 / 過敏性腸症候群 / 脳画像 / 島皮質 / 内臓感覚 / 機能性疼痛障害 / 中枢性感作 / ストレス応答 / 脳腸相関 / 機能性磁気共鳴装置 / 機能性疼痛 / 機能性消化管障害 / 心身症 / 国際研究者支援 / 脳機能 / 国際研究者交流 / 大腸伸展刺激 |
研究成果の概要 |
機能性疼痛障害では、痛みの生じている部位にその原因はなく、中枢での痛みの感じ方、処理機構に病態があると推測されている。本検討では、過敏性腸症候群において直腸刺激時の脳画像を撮像し、痛みの処理機構を検討した。視覚的な合図を用いて、直腸刺激の予期を規定した。過敏性腸症候群では、刺激がくるかこないかわからない不確かな状況では、必ず刺激が来る状況よりもむしろ直腸刺激に対する脳活動が中前帯状回、後帯状回で強かった。また全く安全な状況でも、安全かどうかわからない不確かな状況と同レベルの島皮質の活動が観察された。腹痛そのものだけではなく、状況の捉え方が痛みの脳での処理に影響を与えることが示された。
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