研究課題/領域番号 |
26460901
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
内科学一般(含心身医学)
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
中馬越 清隆 筑波大学, 医学医療系, 講師 (10436272)
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研究分担者 |
玉岡 晃 筑波大学, 医学医療系, 教授 (50192183)
小金澤 禎史 筑波大学, 医学医療系, 助教 (80431691)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 認知症 / バランス障害 / 転倒予防 / 前庭刺激 / アルツハイマー病 / エア・カロリック装置 / 温度眼振検査 / 電気眼振図検査 / 前頭側頭葉変性症 / 前庭皮質 / 追従眼球障害 / 前頭側頭葉型認知症 / 平衡機能検査 / バランス / 前庭中枢 / 大脳 |
研究成果の概要 |
認知症を合併する高齢者はバランス障害をきたしやすい。原因の一つに大脳障害に由来する前庭機能異常が関与することを我々は先行研究で明らかにした。本研究では前庭代償を誘導し、つまり前庭刺激が大脳を賦活化することを利用し、バランス障害の進行を遅らせることを目的とした。アルツハイマー病患者で6ヵ月間2週間ごとの前庭刺激を反復し経過観察を実施した。観察期間に認知症は進行したが、転倒やふらつきを認めず、眼球運動検査からもバランス障害の進行を示す有意な結果を認めなかった。前庭刺激がアルツハイマー病のバランス障害の進行を遅らせる可能性が示唆された。
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