研究課題/領域番号 |
26460906
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
内科学一般(含心身医学)
|
研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
谷口 学 大阪大学, 医学系研究科, 技術専門職員 (30397707)
|
連携研究者 |
佐藤 真 大阪大学, 連合小児発達学研究科, 教授 (10222019)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
|
キーワード | 東洋医学 / 感覚器 / 脳・神経 / 神経機能形態学 / 細胞機能形態学 |
研究成果の概要 |
進行性難聴を示すp75KOマウスを用いてこれらのマウスにおける鍼電気刺激(EA)による聴力維持の作用機序について外有毛細胞に対する遠心性抑制経路並びにATP依存的な作用に焦点をあて、その機能解析を行った。6ヶ月令のp75KOマウスのEA非処置群では蝸牛第1、第2回転の外有毛細胞における神経終末の脱落が認められる一方、EA処置群では明瞭な異常は認められなかった。以上の結果は加齢による遠心性経路の破綻がEAにより保護されていることを意味する。またEAによりp75の有無にかかわらず蝸牛内のATPの上昇が認められた。以上の結果は内耳においてもATP依存的なEAの作用機序が存在することを示唆している。
|