研究課題/領域番号 |
26460909
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
内科学一般(含心身医学)
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研究機関 | 高知大学 |
研究代表者 |
清水 孝洋 高知大学, 教育研究部医療学系基礎医学部門, 准教授 (00363276)
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研究分担者 |
清水 翔吾 高知大学, 教育研究部医療学系基礎医学部門, 助教 (90721853)
中村 久美子 高知大学, 教育研究部医療学系基礎医学部門, 技術専門職員 (30398052)
田中 健二朗 高知大学, 教育研究部医療学系基礎医学部門, 助教 (30552260)
八幡 俊男 高知大学, 教育研究部医療学系臨床医学部門, 助教 (40380323)
東 洋一郎 高知大学, 教育研究部医療学系基礎医学部門, 助教 (80380062)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 脳内大麻 / エンドカンナビノイド / CB受容体 / 自然発症高血圧ラット / 高血圧症 / 交感神経-副腎髄質系 / 脳内麻薬 / オピオイド受容体 / 中枢性交感神経―副腎髄質系 / オピオイド / μ受容体 |
研究成果の概要 |
ストレス反応の1つ、交感神経―副腎髄質(SA)系の過剰・異常賦活は高血圧発症に関与する。我々は既に薬物誘発性の本系賦活に対する脳内エンドカンナビノイド(eCB、所謂脳内大麻)の抑制作用を報告した。本研究では、(1)脳内CB1受容体(eCBの作用標的)活性化は自然発症高血圧ラットの過剰なSA系賦活及び高血圧を改善するが、対照の正常血圧ラットの両因子には影響を与えない事、(2) CB1受容体と機能的相互作用をするオピオイド受容体(脳内麻薬の作用点)が脳内で薬物誘発性SA系賦活の修飾に関与する事、を明らかにした。以上から脳内大麻及び脳内麻薬が高血圧症に対する新たな治療標的となる可能性が示唆された。
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