研究課題/領域番号 |
26460912
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
内科学一般(含心身医学)
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研究機関 | 佐賀大学 |
研究代表者 |
鬼頭 佳彦 佐賀大学, 医学部, 准教授 (60381787)
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研究分担者 |
寺本 憲功 佐賀大学, 医学部, 教授 (40294912)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 漢方薬 / 生薬 / 消化管運動 / 電気的自発活動 / 平滑筋 / スローウェーブ |
研究成果の概要 |
六君子湯と茯苓飲は用量依存的にマウス胃幽門部輪走筋の自発収縮を抑制し、六君子湯と茯苓飲の共通構成生薬の中で、蒼朮、陳皮、人参が自発収縮抑制作用を示した。六君子湯はマウス胃幽門部輪走筋の膜を脱分極させた後にスローウェーブを消失させた。一方、茯苓飲は膜を過分極させスローウェーブの発生頻度と振幅を減少させた。同実験において、蒼朮は膜をわずかに脱分極させたがスローウェーブの発生頻度に影響を及ぼさなかった。陳皮および人参は膜を過分極させたが、陳皮のみがスローウェーブの発生頻度を減少させた。以上の結果から、六君子湯と茯苓飲は異なる機序にてマウス胃幽門部輪走筋の自発収縮を抑制することが示唆された。
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