研究課題/領域番号 |
26460940
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器内科学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
伊原 栄吉 九州大学, 大学病院, 助教 (80612390)
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連携研究者 |
中村 和彦 九州大学, 病院・肝臓膵臓胆道内科, 助教 (00274449)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | アカラシア / 下部食道括約筋 / 筋原性筋緊張調節 / 硫化水素 / 食道運動異常症 / 食道アカラシア / 筋原性筋緊張調節性筋緊張調節 / 細胞内カルシウム / 高解像度食道内圧検査 / Na+/Ca2+交換機転 |
研究成果の概要 |
本研究では、、アカラシアの新規治療の開発を目差し、下部食道括約筋 (lower esophageal sphincter; LES)の安静時張力を維持する筋原性筋緊張調節の機序の解明を行った。LES安静時張力の維持にNa+/Ca2+交換機転 (NCX)を介した細胞質Ca2+濃度 ([Ca2+]i)が重要な役割を果たすことを明らかにした。さらに、このNCXを制御する因子として、gasotransmitterの1つである硫化水素 (H2S)が重要な役割を果たすことを解明し、H2S/NCXの経路は、アカラシアの新規治療のターゲットとなる可能性がある。
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