近位側大腸の鋸歯状腺腫(SSAP)に対する分子生物学的解析

• 研究課題/領域番号: 26460974
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 消化器内科学
• 研究機関: 熊本大学
• 研究代表者: 庄野 孝 熊本大学, 医学部附属病院, 助教 (40632667)
• 研究分担者: 渡邊 丈久 熊本大学, 大学院生命科学研究部(医), 助教 (20634843) ; 直江 秀昭 熊本大学, 医学部附属病院, 助教 (30599246) ; 佐々木 裕 熊本大学, 大学院生命科学研究部(医), 教授 (70235282)
• 研究期間 (年度): 2014-04-01 – 2017-03-31
• 研究課題ステータス: 完了 (2016年度)
• 配分額: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円); 2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円); 2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円); 2014年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
• キーワード: 大腸癌 / 発癌 / 大腸ポリープ / 内視鏡 / 消化器 / miRNA / プロテオミクス / SSAP / 内視鏡治療 / ﾌﾟﾛﾃｵﾐｸｽ

研究成果の概要

近位側大腸のsessile serrated adenoma/polyp(SSAP)から発生した大腸癌を内視鏡に切除し、顕微鏡下に、正常粘膜、SSAP、癌部とレーザーマイクロダイセクション(LMD)にて分離した。それぞれの切片より、DNA,RNAを抽出し、特にmiRNAについて網羅的に定量化を行い、正常粘膜→SSAP→大腸癌と変化した分子について解析を行った。SSAPの発がん過程で見られるmi RNAの4つの変化パターンに関与するmi RNAを同定した。

研究成果

• [雑誌論文] Incidence and risk factors of synchronous colorectal cancer in patients with esophageal cancer: an analysis of 480 consecutive colonoscopies before surgery (2016)
  • 著者名/発表者名: Yoshida N, Tamaoki Y, Baba Y, Sakamoto Y, Miyamoto Y, Iwatsuki M, Shono T, Miyamoto H, Imuta M, Kurashige J, Sawayama H, Tokunaga R, Watanabe M, Sasaki Y, Yamashita Y, Baba H.
  • 雑誌名: Int J Clin Oncol 巻: 6 号: 6 ページ: 1079-1084
  • DOI: 10.1007/s10147-016-1015-8
  • 査読あり
• [学会発表] 当院において大腸ESDを施行した表在型大腸腫瘍156例の検討 (2014)
  • 著者名/発表者名: 庄野 孝
  • 学会等名: 第39回日本大腸肛門症学会九州地方会
  • 発表場所: 佐賀市
  • 年月日: 2014-09-23