研究課題/領域番号 |
26460978
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器内科学
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研究機関 | 愛知医科大学 |
研究代表者 |
小笠原 尚高 愛知医科大学, 医学部, 准教授 (00433219)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 腫瘍壊死因子 / 大腸癌 / shedding / ADAM 17 / アンジオテンシンII受容体拮抗薬 / 潰瘍性大腸炎 / 膜型メタロプロテアーゼ / 上皮細胞増殖因子 / 炎症 / 転写抑制遺伝子 / 短鎖脂肪酸 / TNF-α |
研究成果の概要 |
腫瘍壊死因子(TNF-a)前駆体の細胞内ドメイン(TNF-a-NTF)の核移行抑制をターゲットとした潰瘍性大腸炎の抑制に関する検討を行った。IL-8によるADMA17の活性を介してTNF-a前駆体のsheddingが惹起されるが、酢酸によりADMA17の発現は抑制された。ADMA17の活性化によりTNF-a-NTFの核内移行が誘発されるが、アンジオテンシンII受容体拮抗薬の投与によりTNF-a-NTFの核内移行は阻止された。潰瘍性大腸炎患者の大腸粘膜組織においてTNF-a-NTFならびにADAM17は大腸上皮細胞に発現しており、潰瘍性大腸炎における炎症抑制に関するメカニズムの1つと推察された。
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