研究課題
基盤研究(C)
肝細胞癌の再発、転移など、難治性に関わる重要な細胞集団として癌幹細胞が知られている。本研究ではEpCAM陽性癌幹細胞における可塑性について、特にがん幹細胞の維持制御機構と微小環境を構成する細胞との関連について検討を行った。線維芽細胞はTGF-betaを分泌しEpCAM陽性癌幹細胞を増加させ、そのメカニズムとしてKDM2Bの発現誘導によるH3K36メチル基のエピジェネティックメモリー制御が考えられた。また癌微小環境を反映すると考えられる6種の血清サイトカインを同定、分子標的薬ソラフェニブの感受性、予後延長効果に関わる可能性を見出した。
すべて 2017 2016 2015 2014
すべて 雑誌論文 (5件) (うち国際共著 1件、 査読あり 5件、 オープンアクセス 4件) 学会発表 (7件) (うち国際学会 4件、 招待講演 2件) 産業財産権 (1件)
Transl Oncol.
巻: - 号: 2 ページ: 184-189
10.1016/j.tranon.2017.01.005
Mol Cancer
巻: 16 号: 1 ページ: 4-4
10.1186/s12943-016-0572-9
J Hepatol.
巻: 65 号: 5 ページ: 873-875
10.1016/j.jhep.2016.07.014
120005983029
J. Hepatology
巻: 5 号: 5 ページ: 1164-72
10.1016/j.jhep.2015.06.009
Hepatology
巻: in press 号: 5 ページ: 1674-85
10.1002/hep.27093