研究課題
基盤研究(C)
1. 肝移植後NAFLD再発の危険因子解析:原因不明の肝硬変に対する肝移植症例28例において、肝移植後5年での脂肪肝発症率は69%、NASH発症率は41%と高率であった。有意な危険因子は同定されなかった。2. 膵切除後のNAFLD発症の現状と危険因子解析:膵切除例423例において、膵切除後3ヶ月以内の高度の脂肪肝発症例は43例(10.2%)であった。危険因子は、原疾患が膵癌、膵全摘出または膵頭十二指腸切除後の2点であった。3. NAFLD肝癌組織におけるゲノム異常の解析:NAFLDに発生した肝癌の遺伝子異常の解析の結果、TERTプロモーター変異ならびに8p欠失が特徴的な遺伝子変化であった。
すべて 2016
すべて 雑誌論文 (1件) (うち国際共著 1件、 査読あり 1件、 謝辞記載あり 1件)
Int J Cancer.
巻: 139 号: 11 ページ: 2512-2518
10.1002/ijc.30379