研究課題/領域番号 |
26461050
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器内科学
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研究機関 | 川崎医科大学 |
研究代表者 |
眞部 紀明 川崎医科大学, 医学部, 教授 (50403572)
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研究分担者 |
畠 二郎 川崎医科大学, 医学部, 教授 (00368630)
春間 賢 川崎医科大学, 医学部, 教授 (40156526)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2016年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2015年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2014年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | 胃食道逆流症 / 慢性微細炎症 / プロトンポンプ阻害薬 / 治療抵抗 / 電気抵抗 / 臨床研究 / GERD |
研究成果の概要 |
背景と目的:この研究の最初の目的は、新しく開発した生体電気アドミタンス法(BAM)をin-vitroおよびIn-vivoで検証することである。方法:Caco-2単層および3D組織を用い周波数応答アナライザーを使用し、インピーダンスを測定した。次にBAMを、食道粘膜傷害のない胸やけ患者の食道粘膜透過性評価に臨床応用した。結果:インピーダンスは、8層の正常なヒト皮膚線維芽細胞上にある単層Caco-2で最も高かった。また、患者の治療経過によりアドミタンス値が異なった。結論:BAMは食道の上皮下層の異常を検出した。この測定は、上部内視鏡下の食道粘膜の透過性を評価する際も臨床的に有用であった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本手法が確立されると、内視鏡検査で観察できる全ての消化管各部位の粘膜透過性が測定できる検査法となる。また、これまでの研究から消化管粘膜透過性の変調は、非びらん性胃食道逆流症のみならず機能性胃腸症,薬剤性消化管粘膜障害,過敏性腸症候群,潰瘍性大腸炎,クローン病などの慢性炎症性腸疾患など各種消化管疾患に幅広く関係している可能性があり、これらの疾患の病態解明にも繋がることになる。上記のことから、今後の各種消化管疾患の病態解明、治療方針決定のために幅広く臨床応用される可能性が考えられ、臨床上の有用性は極めて高いと考えられる。
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