研究課題/領域番号 |
26461051
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
循環器内科学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
榊原 守 北海道大学, 大学病院, 助教 (90349366)
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研究分担者 |
絹川 真太郎 北海道大学, 医学研究科, 講師 (60399871)
筒井 裕之 九州大学, 医学研究院, 教授 (70264017)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 心サルコイドーシス / P.acnes / 心筋生検 / アクネ菌 / 免疫学的染色 |
研究成果の概要 |
我々は、P.acnesに対する特異抗体であるPAB抗体を用いた免疫染色により、心サ症群、炎症性心疾患(I)群および非炎症性心疾患(NI)群において比較検討した。心サ症群26例、I群15例、NI群39例全例に、HE染色・PAB抗体による免疫染色を行った。結果、心サ症群の類上皮細胞肉芽腫病巣内の免疫染色による陽性率は63%であった。一方、HE染色における炎症細胞巣の陽性率は、心サ症群62%、I群10%、NI群3%に認めたものの、その炎症細胞巣における免疫染色の陽性率は、心サ症群63%であるのに対し、その他の群では、全て陰性であった。免疫染色は、心サ症の確定診断の補助的役割が示唆された。
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