研究課題
基盤研究(C)
ガスクロマトグラフィー質量分析計を用いて心房中隔欠損症患者の血中代謝物プロファイルを解析したところ、血行動態を反映してβヒドロキシ酪酸(βOHB)および2-アミノ酪酸(2-AB)が変化していた。負荷がかかった心臓ではケトン体の一つであるβOHBが蓄積し、酸化ストレスに対し保護的に作用することを明らかにした。一方、2-ABはグルタチオンの構成アミノ酸であるシステイン合成時の副産物であり、体内のグルタチオン代謝を鋭敏に反映することがわかった。さらに2-ABはグルタチオン合成自体も促進し、やはり酸化ストレスに対し心筋保護的に作用することを証明した。
すべて 2017 2016 2015 2014
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (7件) (うち国際学会 1件) 図書 (1件) 産業財産権 (1件)
Sci Rep.
巻: - 号: 1 ページ: 36749-36749
10.1038/srep36749
120005898711
Blood Press Monitoring
巻: 21 号: 3 ページ: 171-177
10.1097/mbp.0000000000000172