研究課題/領域番号 |
26461074
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
循環器内科学
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
辻 幸臣 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(医学系), 講師 (60432217)
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研究分担者 |
本荘 晴朗 名古屋大学, 環境医学研究所, 准教授 (70262912)
山崎 正俊 東京大学, 大学院工学系研究科, 特任助教 (30627328)
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連携研究者 |
蒔田 直昌 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(医学系), 教授 (00312356)
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研究協力者 |
ドブレブ ドブロミア
ナッテル スタンレー
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 心室細動 / トルサード・ド・ポアンツ / CaMKII / 遅延ナトリウム電流 / 電気的ストーム / 植込み型除細動器 / 心臓電気生理学 / 心室細動ストーム / カルモジュリンキナーゼ |
研究成果の概要 |
重篤な心臓不整脈疾患「反復する心室頻拍・細動(電気的ストーム)」を再現したモデル動物を用いて、電気的ストームを光学マッピングで可視化するとともに、心筋組織の特性変化を解析した。このモデル動物は、心臓突然死をきたすQT延長症候群に類似した特徴をもつ。本研究により、トルサード・ド・ポアンツ型心室頻拍が病態特有な興奮伝播様式を示すこと、心室細動が渦巻き型興奮旋回波(マザーローター)によって維持されること、この病態に細胞内リン酸化酵素カルモジュリンキナーゼ(CaMKII)による電位依存性Naチャネルの機能異常が重要な役割を果たしていることが判明した。心室細動の成立に関わる重要な知見が得られた。
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