研究課題/領域番号 |
26461099
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
循環器内科学
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研究機関 | 国立研究開発法人国立循環器病研究センター |
研究代表者 |
李 梅花 国立研究開発法人国立循環器病研究センター, 研究所, 特任研究員 (60443496)
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研究分担者 |
稲垣 正司 国立研究開発法人国立循環器病研究センター, 研究所, 室長 (80359273)
鄭 燦 国立研究開発法人国立循環器病研究センター, 研究所, 特任研究員 (50443495)
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連携研究者 |
川田 徹 国立研究開発法人国立循環器病研究センター, 循環動態制御部, 室長 (30243752)
上村 和紀 国立研究開発法人国立循環器病研究センター, 循環動態制御部, 室長 (10344350)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 迷走神経刺激 / 急性心筋梗塞 / 慢性心不全 / 心臓リモデリング / 心血管新生 / 心筋幹細胞 / 増殖・分化 / 炎症・アポトシス / アポトシス / 炎症 |
研究成果の概要 |
本研究では、迷走神経刺激による心筋幹細胞賦活を利用した新規心血管再生治療法の可能性を検討した。その結果、早期に介入した迷走神経刺激による急性心筋梗塞ラットの早期致死性不整脈の抑制作用及び早期生存率の劇的改善作用、著明な抗炎症・抗心筋繊維化作用、心筋梗塞面積の縮小作用、及び心臓リモデリングの抑制効果を明らかにした。これらの治療効果が迷走神経刺激による心筋幹細胞の増殖・分化誘導の促進作用が関与する可能性を示唆した。これらの研究結果から迷走神経刺激による心筋幹細胞の賦活を利用した新規心血管再生治療法は、今後臨床の急性心筋梗塞・慢性心不全治療に新たの治療効果を得られることが期待できると予測する。
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