研究課題
基盤研究(C)
我々は運動療法の臓器保護作用を骨格筋由来ホルモンの観点から検討した。筋肥大が誘導できる遺伝子改変マウスでは腎疾患モデル後の組織障害が減弱しており、機序として腎臓でのeNOSの活性化が関与していた。骨格筋由来ホルモンを網羅的に探索し、Heme oxygenase-1 (HO-1)とThrombospondin-2 (TSP-2)をスクリーニングした。骨格筋特異的HO-1欠損マウスの解析から、HO-1は血管内皮細胞やマクロファージ由来である可能性が示唆された。TSP-2は心不全患者のバイオマーカーとなりうる可能性が示唆された。本研究成果は骨格筋を中心とした臓器連関の機序解明に寄与すると考えられた。
すべて 2016 2015 2014
すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 4件、 オープンアクセス 3件) 学会発表 (15件) (うち国際学会 2件、 招待講演 7件)
International Journal of Cardiology
巻: 215 ページ: 301-306
10.1016/j.ijcard.2016.04.128
Heart Vessels.
巻: in press
IJC Heart and Vasculature.
巻: 8 ページ: 98-102
10.1016/j.ijcha.2015.06.006
J Am Soc Nephrol.
巻: 25 号: 12 ページ: 2800-11
10.1681/asn.2013091025