研究課題/領域番号 |
26461164
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
呼吸器内科学
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研究機関 | 札幌医科大学 |
研究代表者 |
高橋 弘毅 札幌医科大学, 医学部, 教授 (60231396)
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研究分担者 |
千葉 弘文 札幌医科大学, 医学部, 准教授 (40347175)
大塚 満雄 札幌医科大学, 医学部, 講師 (10398323)
黒沼 幸治 札幌医科大学, 医学部, 講師 (40563250)
高橋 素子 札幌医科大学, 医学部, 准教授 (00303941)
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連携研究者 |
長谷川 善弘 札幌医科大学, 医学部, 助教 (90643180)
齋藤 充史 札幌医科大学, 医学部, 助教 (00768939)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 急性肺傷害 / ブレオマイシン / 肺コレクチン / 肺サーファクタントタンパク質A / トル様受容体 / アレルギー性気道炎症 / 肺サーファクタント / 抗炎症 / 抗線維化 / 肺傷害 |
研究成果の概要 |
本研究は、肺傷害・線維化およびアレルギー性気道炎症の抑制因子としての肺サーファクタント蛋白質(SP-A)の重要性とそのメカニズムを明らかにし、その機能を応用した治療法へ橋渡しとなる成果を得ることを目的として遂行された。SP-Aのノックアウトマウスでは野生型マウスに比べ、ブレオマイシン刺激下で肺内炎症と線維化が有意に増強した。さらにSP-Aを気道から投与したところ、炎症が抑制された。さらにin vitro実験によって、SP-Aの炎症抑制効果はブレオマイシンと可溶性トル様受容体(sTLR2)との結合阻害作用に基づくことを明らかにした。また、気道のアレルギー反応を抑制する効果も確かめられた。
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