研究課題
基盤研究(C)
胃食道逆流症(GERD)による咳嗽患者37人およびGERD咳なし患者5人において食道粘膜生検を施行し、GERD咳患者においてはラベプラゾール20mgおよびイトプリド150mgを4週間投与した。治療前GERD咳患者の食道粘膜のTRPV1mRNAは,GERD咳なし患者と比べ有意に高発現していた。GERD治療後、咳VAS、咳関連QOL質問票(JLCQ)、GERD問診票(FSSG)は有意に改善し、咳VAS改善率とFSSG改善率との間に有意な正の相関を認めた。治療反応非良好群に比し反応良好群において血漿サブスタンスP濃度低下率と喀痰好中球%低下率は有意に大きく、両変化率との間に有意な相関を認めた。
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