研究課題
基盤研究(C)
ヒト悪性中皮腫細胞のペメトレキセド (PEM) 耐性株を樹立し、核酸合成酵素の発現上昇が見られない耐性株と親株で網羅的に遺伝子発現を比較した。当該蛋白質が耐性株で増加し、PEM刺激でさらに増加した遺伝子としてCARPを同定した。しかし、siRNAを用いて発現を低下させてもPEM耐性に変化はなかった。次に耐性株ではリン酸化AMPKとリン酸化p70S6Kの発現が亢進し、PEM刺激によってこれらがさらに増強することを見いだした。さらにAMPK活性化剤が親株にPEM耐性を誘導し、阻害剤がPEM耐性株の耐性を減弱させることが示された。以上よりPEM耐性には活性化AMPKが関与していると考えた。
すべて 2017 2016 2015
すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 5件、 オープンアクセス 5件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (9件) (うち国際学会 5件)
Cancer Cell International
巻: 17 号: 1 ページ: 120-120
10.1186/s12935-017-0493-8
120007134581
BMC Cancer
巻: 16 号: 1 ページ: 455-455
10.1186/s12885-016-2483-y
120007129538
SpringerPlus
巻: 5 号: 1 ページ: 195-202
10.1186/s40064-016-1893-2
120007129564
巻: 4 号: 1 ページ: 358-368
10.1186/s40064-015-1123-3
Pleura
巻: 1 ページ: 1-11
10.1177/2373997515600403