研究課題/領域番号 |
26461188
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
呼吸器内科学
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
小林 和幸 神戸大学, 医学研究科, 講師 (50403275)
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研究分担者 |
西村 善博 神戸大学, 医学部附属病院, 特命教授 (20291453)
永野 達也 神戸大学, 医学研究科, 特命助教 (80624684)
田村 大介 神戸大学, 医学部附属病院, 非常勤講師 (80646597)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | PLCε / ALI / PhospholipaseCepsilon / ARDS / 急性肺障害 / phospholipaseCε |
研究成果の概要 |
ホスホリパーゼCε(PLCε)は低分子量GTP 蛋白質Ras/Rap の標的タンパク質である。好中球性の気道炎症におけるPLCεの役割を明らかにするため、PLCεのノックアウト(KO)マウスを用いてLPS誘導性の急性肺障害マウスモデルを作成した。PLCεの野生型(WT)のマウスに比較してKOマウスでは肺胞腔内への炎症細胞の浸潤や肺組織のCXCファミリーのケモカインのmRNAの発現が著名に低下していた。以上からPLCεが上皮からのCXCケモカインの産生を介して好中球性の気道炎症に重要な役割を果たしていることが示唆された。PLCεはARDSの重要な分子標的となりうると考えられた。
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