研究課題/領域番号 |
26461192
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
呼吸器内科学
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研究機関 | 福島県立医科大学 |
研究代表者 |
鈴木 朋子 福島県立医科大学, 公私立大学の部局等, 准教授 (10400342)
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研究分担者 |
棟方 充 福島県立医科大学, 医学部, 教授 (00209991)
谷野 功典 福島県立医科大学, 医学部, 准教授 (10443863)
王 新涛 福島県立医科大学, 医学部, 助教 (00448630)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 肺線維症急性増悪 / 特発性肺線維症急性増悪 / PAR-2アンタゴニスト |
研究成果の概要 |
特発性肺線維症急性増悪の新規治療薬の可能性を探るべく、ブレオマイシン(BLM)マウスモデルを用いPAR-2アンタゴニストの抗炎症、抗線維化作用を検証した。 PAR-2阻害ペプチド(IP)を吸入させたBLMマウスでは、気管支肺胞洗浄液中のリンパ球数が有意に低下、病理でも炎症細胞の浸潤抑制がみられ抗炎症作用が示唆された。またPAR-2IP投与群では肺コラーゲン量も有意に抑制していた。さらにPAR-2IP処理群ではBLM単独群に比しVimentin発現が抑制されていたことからPAR-2IPはBLMマウスモデルに対し抗炎症作用を示し、上皮間葉転換抑制を介して抗線維化作用を示すことが示唆された。
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