研究課題/領域番号 |
26461215
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
腎臓内科学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
田中 哲洋 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (90508079)
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研究分担者 |
稲城 玲子 東京大学, 医学部附属病院, 特任准教授 (50232509)
南学 正臣 東京大学, 医学部附属病院, 教授 (90311620)
和田 健彦 東海大学, 医学部, 准教授 (90447409)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 慢性腎臓病 / 低酸素 / HIF |
研究成果の概要 |
尿細管間質の低酸素状態は、慢性腎臓病の病態増悪因子である。本研究では、低酸素誘導因子HIFに対する調節因子であるHIF3の機能解析を行った。HIF3は100-200程度存在するHIF標的遺伝子群のうち、lysyl oxidase(LOX)の低酸素発現誘導を選択的に抑制した。また、複数のラットCKDモデル(尿管結紮モデル、I型糖尿病モデル)において、LOXの薬理学的阻害は細胞外基質の蓄積を抑制し、抗線維化作用を発揮した。HIF3によるLOXの選択的発現抑制は、低酸素腎における抗線維化機構として重要であると考えられた。
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