研究課題
基盤研究(C)
高リン血症は慢性腎臓病患者の血管石灰と関連し、透析患者の血管石灰化による死亡の危険因子と相関がある。慢性腎臓病において、リン管理を目指した治療戦略は生命予後の改善に必須である。骨細胞はFGF23を含むリン代謝制御因子を発現し、内分泌細胞として認識されている。そこで、骨細胞ネットワークは、血中リン濃度,食餌性リン感知が制御すると仮説をたてた。骨細胞死滅による骨細胞ネットワーク破断は食餌性リン負荷に応答しない。また腎臓の線維化、石灰化が見られた。よって骨細胞は食餌性リンを感知細胞であり、骨細胞数の維持は、CKD進展、異所性石灰化予防につながるという新しい知見を見出した。
すべて 2017 2016 2015 2014
すべて 雑誌論文 (11件) (うち査読あり 8件、 オープンアクセス 9件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (32件) (うち国際学会 8件、 招待講演 2件) 図書 (7件)
J Bone Miner Metab.
巻: 34(1) 号: 1 ページ: 1-10
10.1007/s00774-015-0705-z
Clin Exp Nephrol.
巻: Mar;21 号: S1 ページ: 21-26
10.1007/s10157-016-1359-4
日本薬理学雑誌
巻: 147 号: 2 ページ: 84-88
10.1254/fpj.147.84
130005125652
Journal of Nutritional Science and Vitaminology
巻: 61 号: Supplement ページ: S173-S175
10.3177/jnsv.61.S173
130005109895
Clin Calcium.
巻: 25(7) ページ: 1043-1047
Nihon Jinzo Gakkai Shi.
巻: 57(4) ページ: 758-765
120006847381
The Journal of Medical Investigation
巻: 62 号: 3.4 ページ: 209-218
10.2152/jmi.62.209
130005099143
J Med Invest.
巻: 61(1.2) ページ: 162-170
130004822704
Toxicol Sci. Jun
巻: 139(2) 号: 2 ページ: 301-316
10.1093/toxsci/kfu043
巻: 24(2) ページ: 249-255
J Am Soc Nephrol
巻: vol.25, No.4 号: 4 ページ: 761-772
10.1681/asn.2013060569