研究課題/領域番号 |
26461268
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
神経内科学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
佐橋 健太郎 名古屋大学, 医学部附属病院, 病院助教 (90710103)
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研究分担者 |
祖父江 元 名古屋大学, 医学系研究科, 特任教授 (20148315)
勝野 雅央 名古屋大学, 医学系研究科, 教授 (50402566)
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連携研究者 |
岡田 洋平 愛知医科大学, 医学部, 特任准教授 (30383714)
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研究協力者 |
Bennett C. Frank Ionis Pharmaceuticals, Senior Vice President
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 球脊髄性筋萎縮症 / 運動ニューロン疾患 / アンチセンス核酸 / 病態解明 / 変異アンドロゲン受容体 / RNA / 病態 / 分子標的治療 |
研究成果の概要 |
球脊髄性筋萎縮症(SBMA)はアンドロゲン受容体(AR)遺伝子変異により、運動細胞及び筋肉が侵され筋力低下をきたす。異常ARタンパク質が毒性を発揮し発病するが、中心的な病変部位は不明である。アンチセンス核酸(ASO)は遺伝子の発現制御を可能にし、治療研究に活用されている。我々はSBMAマウスにARの発現を抑えるASOを投与し、重要な治療標的臓器を検討した。マウス脳室内にASOを投与し脳脊髄の異常ARの発現を抑えたところ、脊髄運動細胞、筋肉などの異常を改善し、運動機能改善、体重増加、延命をもたらした。以上より変異ARの神経毒性が認識され、SBMAに対するASOによる神経治療の可能性が示唆された。
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