研究課題
基盤研究(C)
運動ニューロン特異的dynactin-1ノックアウトマウスを用いて、孤発性ALSの病態解明を目的とし、脊髄前角運動ニューロン中に観察されたユビキチン陽性封入体内のユビキチン化タンパク質の同定とグリア細胞活性化によるALS病態の増悪機序について検討した。ユビキチン化タンパク質は同定に至ることができず、ユビキチン化タンパク質の回収方法を改善する必要があった。病期とグリアの活性化時期についての検討では、グリアの活性化が振戦、運動機能低下などの神経症候よりも早い段階で既に起こっていることが明らかとなった。今後、細胞障害性サイトカイン放出と病態進行との関連についての検討が必要である。
すべて 2017 2016 2015 2014
すべて 雑誌論文 (3件) (うち国際共著 1件、 査読あり 3件、 オープンアクセス 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (9件) (うち招待講演 3件)
J Neuropathol Exp Neurol
巻: in press 号: 8 ページ: 801-811
10.1093/jnen/nlw053
PLoS One.
巻: 11(12) 号: 12 ページ: e0168846-e0168846
10.1371/journal.pone.0168846
Brain
巻: 139 号: 12 ページ: 3187-3201
10.1093/brain/aww237