研究課題
基盤研究(C)
本研究では神経可塑性の視点から、神経変性疾患の病態機序解明を試みた。ヒト大脳皮質の神経可塑性誘導には、従来の方法とは異なる新しい非侵襲反復磁気刺激法を用いた。まず、本方法での可塑性誘導の個人差を健常者において検討した結果、従来の方法よりも個人間のばらつきが少なく本方法が解析に有用であると示された。また高齢者では若年者より可塑性の誘導の程度が下がることも明らかにした。次に、抗パーキンソン病薬の神経可塑性に対する効果を検討し、レボドパが長期増強を増大させたのと同様に、機序解明が不十分であったゾニサミドでも長期増強を増大させる傾向があることを初めて示した。これらの結果は国際誌に投稿して採択された。
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すべて 雑誌論文 (9件) (うち国際共著 2件、 査読あり 9件、 謝辞記載あり 5件、 オープンアクセス 3件) 学会発表 (17件) (うち国際学会 5件、 招待講演 4件)
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