研究課題
基盤研究(C)
顕微鏡的多発血管炎(MPA) は小型血管の壊死性血管炎で,自己抗体のAnti-neutrophilic cytoplasmic antibody (ANCA) が産生される.新たにCandida抽出物を用いてヒトMPAを病理学的,血清学的に再現するマウスモデルを確立した.Myotubularinファミリーの好中球特異的遺伝子欠損マウスにこの独自の方法でMPAを誘発し,いくつかの遺伝子型では生体内のNETsの頻度,ANCA価,病理学的重症度が上昇した.この遺伝子欠損好中球では,活性酸素種産生の亢進,ホスファチジルイノシトール3-リン酸の上昇,形成されるNETsのDNase耐性が認められた.
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち国際共著 1件、 査読あり 2件、 オープンアクセス 2件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (2件) (うち招待講演 2件) 図書 (1件)
JCI Insight
巻: 2 号: 1 ページ: 89462-89478
10.1172/jci.insight.89462
Cancer Discovery
巻: in press 号: 7 ページ: 730-9
10.1158/2159-8290.cd-14-1329